Q.夜間低血糖が治らない

メンタル

Q.
血糖値スパイクについてです。
夜間低血糖が寝る前の補食をしても良くならず(はちみつ→夜中トイレに行きたくなる、MCTオイル→夜中の低血糖がでる)
結局、自費でリブレをつけてみたら、食事のたびにすごいスパイクが起きていたので、運動、ベジファースト、量を減らすをしてもよくなりません。
もしコツがありましたら教えて下さい。
お願い致します。

A.
ご質問ありがとうございます。

こちらのご質問で大切なのは、問題の本質が「血糖値スパイク」or「血糖値スパイクによる不安」のどちらか、という点です。

血糖値スパイクによる不安があると、その不安によって血糖値スパイクが起こることがあります。

ぼくのクライアントさんで、リブレをつけているとき、夜中に地震が起きて飛び起きたという人がいました。

あとから血糖値グラフを見たら、その時間に血糖値スパイクが起こっていたと。

不安なとき、びっくりしたとき、そわそわしているときは、血糖値スパイクが起こっている可能性があります。

リブレは、もともと糖尿病の人向けに開発されたツールでした。

それが、糖尿病とまではいかない、やや低血糖体質があるかな、くらいの人が買えるようになってしまって。

Cさんも自費で買われたようで、おそらく病院で勧められたわけではなくて、ご自身の判断で購入されたということですよね。

それくらいの人でリブレをつけるようになってしまって、血糖値を管理しだしたら、やたら数字が気になってしまう。

ぼくもつけたことがあるので、ものすごく分かります。食べる前後の運動やベジファーストをやたらしたくなる。

食べる前に欠かさず7分スクワットしてる人もいました。

それで、こういった習慣が増えてストレスフルな人を、よく見かけるようになりました。

血糖値を気にしすぎて、糖質を減らしてしまって、そもそも1日に必要なエネルギーがつくれていない。

そっちのほうがずっと問題ですよね。

なので、糖尿病でお医者さんに勧められた場合を除いては、ぼくはリブレ装着をお勧めしていません。

「もしコツがあったら教えてください」への回答ですが、まずリブレを外すことかなと。

ダイエットに例えると分かりやすいです。

長期的かつ健康的に痩せるのはすごく大事ですが、毎日体重計に乗ってしまうと、体重の変動が気になってしまいます。

水分で体重が増えているだけなのに「太った!」と騒いでしまう。

それがまたメンタルを不安定にさせて、甘いものを食べたくなってしまう。

それだったら体重計に毎日乗らないほうがいいですよね。

それと似たような話です。

リブレを外して、不安が減って、気にならなくなったという人は多いですよ。ぜひご参考に!

ご質問ありがとうございました。