ビタミンCが役立つ10の場面

分子栄養学
VCって風邪予防以外にもエグい作用満載です。
 
だから最低1日3gほしい。レモン150個分です。
 
これだけ摂れると、以下の場面でも効いてくる可能性があります。もっともっとVCを効かせてください。  
                      
[1]不妊
 
排卵の時期に、尿中のVC濃度が激減したというデータがある。これは排卵のときにVC需要が高まっていることを示す。
 
よってVC補充は排卵の誘発につながる。
 
また、男性・女性ホルモンは副腎でつくられる。
 
副腎のVC濃度は血液中の150倍。これは、副腎のVC需要が血液の150倍であることを示している。
 
よってVC不足→副腎機能低下→性ホルモン生産不足が起きる。
 
ちなみにストレスに対抗するコルチゾールも生産工場は副腎。ここで副腎疲労と不妊は深いリンク。
[2]花粉症
 
患者25名に1日500mg(=0.5g)のVCを摂取させて、ほとんどの患者の花粉症が改善した実験がある。
 
メカニズムは、VCは花粉症の原因となるヒスタミンを分解する作用によるもの。
 
 
[3]血糖値の乱高下
 
血糖値を下げてくれるインスリンは膵臓でつくられる。膵臓の正常な機能を保つためにVCが必要。
 
また、VCはブドウ糖が腸から吸収されるのを抑制する。よってVC不足→食後に腸から大量にブドウ糖が吸収→血糖値爆上がりが起こる。
 
 
[4]細菌感染
 
ブドウ球菌、チフス菌、大腸菌などに対して抗菌作用がある。
 
(乳酸菌に対してはこの作用がない。)
 
 
[5]強いストレス
 
ストレスに対抗してくれるホルモンは、副腎でつくられるコルチゾール。つまりコルチゾールの生産は盛んなときはストレスに強い。
 
コレステロールからコルチゾールをつくる際にVCが必要。
 
よってVC不足→コルチゾール不足→ストレスに勝てなくなってくる。
 
副腎疲労用サプリにたいていVCが入っているのはそういう理由。
 
 
[6]ウイルス感染
 
体内に侵入したウイルスに対抗してくれるのがインターフェロン。
 
そのインターフェロンをつくるときにVCが使われる。
 
また、VCのもつ抗酸化作用で、細胞がウイルスに傷つけられないように守る。
 
 
[7]胆汁代謝
 
胆汁とは脂を分解してくれるもの。不足すると脂っこいものが苦手になる。
 
コレステロールから胆汁をつくるときにVCが必要。よってVC不足でコレステロール蓄積&胆汁不足が起こりやすい。
 
※ぼくが摂取しているVCは公式LINE登録特典でシェアしてます。
https://line.me/ti/p/%40dwh3624c
 
 
[8]うつ病
 
うつ病では、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの濃度が落ちている。
 
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸からつくられる。
 
VCはトリプトファンからセロトニンをつくるときに必要。このときVB6も欠かせない。
 
 
[9]治りにくい傷口
 
毛細血管はコラーゲンからつくられている。コラーゲンの材料はタンパク質+VC+鉄。
 
また、VCのもつ抗酸化作用で、傷ついた組織を酸化から守ることで治癒を早める。
 
 
[10]歯茎からの出血
 
歯茎の毛細血管はコラーゲンからつくられている。コラーゲンの材料はタンパク質+VC+鉄。
 
よってVC不足で歯茎からの出血が起こる。