ビタミンCの正しい飲み方

分子栄養学

ビタミンというのは、水溶性と脂溶性に分かれます。

  • 水溶性→B,C
  • 脂溶性→A,D,E,K

水溶性ビタミンは文字通り水に溶けるので、吸収されやすいけれども、排出もされやすいんですね。

 

ビタミンを利用するコツは「いかに吸収させて血中濃度を上げるか」です。

よって、水溶性であるビタミンCの血中濃度を上げるには、一気に大量摂取してもなかなかうまくいかないことになります。

掛け流しの温泉のように、お風呂の栓があいている状態を想像してください。

出ていく以上のお湯をつねに補給していないと、だんだん水位は下がってしまいますね。

ビタミンCもそれと同じで、出ていく以上の量を、チビチビと摂取し続けることが望ましいのです。

 

ビタミンCの摂取量と吸収率の関係は、

  • 1g→75%
  • 2g→44%
  • 3g→39%
  • 4g→28%

こんな感じ。つまり一気に2g以上摂取すると、半分以下しか吸収されないのですね。

また、1時間おきに摂取した場合は血中濃度を3倍ほどまで上げることができましたが、4時間おきではほとんど上がらなかったという実験があります。

これが「1時間おきに1g」摂取するのが望ましい根拠です。

 

栄養素というのはそれぞれ性格があって、摂り方が全然違うのですね。

ビタミンCだけでもこんなに細かいのですから、いかに適当に摂っても効果がないのかおわかりでしょう。