寝てるとき以外ずっと眠い人

分子栄養学

下記のような症状に悩む人、多いですよね。

  • だるい
  • 体が重い
  • 日中眠い
  • 疲れやすい
  • 朝起きれない

こういう人は、診断名をみると「貧血」「うつ病」「自律神経失調症」などいろいろな呼ばれ方をしますが、診断名ってそれほど重要な意味をもちません。

大切なのは、カラダがどうなっているからその症状が起こってるの?という視点です。

 

さぁ、上記のような症状に悩む人の体内では、なにが起こっているのか。

究極にまとめると「エネルギー不足」です。

 

エネルギーというのは、カラダを動かすための通貨と呼ばれていて、

  • 手足を動かす
  • ホルモンを作る
  • 酸素をすみずみまで運ぶ

など、人体のあらゆる活動に必要なモノです。

 

まぁ、電化製品でいうところの電気みたいなモンです。

こういう症状がある人は、電池がなくなりかけた電化製品と同じです。

エネルギーの残量がゼロになれば、それは「死」を意味します。

 

さぁ、このエネルギーは、どうやって作られているのか。

  • 解糖系(小さな工場)
  • ミトコンドリア(大きな工場)

この2つの工場でエネルギーを作っています。

 

小さな工場は、小回りが利くので、スピード感があります。

でも、その代わり少量のエネルギーしか作れません。短距離向けの工場なんです。

 

大きな工場は、稼働させるまでに手間がかかります。

でも、その代わり大容量のエネルギーを作ることができます。長距離向けの工場なんです。

 

「ダルい」

「日中眠い」

「疲れやすい」

 

といった症状を起こさないためには、大容量のエネルギーが必要になります。

つまり、これらの症状に悩んでいる人は、大きな工場を働かせる必要があります。

 

ところが、大きな工場は稼働させるために手間がかかると言いましたね。

そうなんです。鉄とか、酸素とか、ビタミン類がないと、大きな工場は稼働できないんです。

 

これらの症状に悩んでいる人は、たいてい貧血なので、鉄や酸素が足りません。

だから、小さな工場でやりくりする方法しかなく、常にエネルギー不足状態なんです。

 

わかりましたか。

こういった症状が起きる根本原因は「エネルギー不足」です。

これを脱出するには、大きな工場を稼働させるために必要な材料を揃えればOKです。

疲れたからといっていくら睡眠をとっても、根本解決にはならないのです。

 

よく「ミトコンドリアを元気にしろ!」と言いますよね。

それは「大きな工場を支障なく稼働させろ!」という意味だったのですよ。

カラダっておもしろいですよね〜〜!!