体重は「ついでに」落とせ。

分子栄養学

ぼくが常にクライアントさんに言っていることがあります。

それは「応急処置→体質改善→自己実現の順にやりなさい」です。

 

下図を見てください。

優先度の高い「応急処置」が一番下の土台になっています。

下から積み上げていきなさい、という意味です。

 

モデル体型になりたければそれでいいんですが、それは体質改善が終わってから目指すべきです。

体質改善が済んでいないとき、すなわち代謝がうまく回っていないときは、モデル体型を目指そうと思っても、カラダがいうことを聞きません。

それだけならまだしも、体を壊してしまう人が多いです。これは順番が違うんです。

 

だから、一旦自己実現は置いといて、ちゃんと慢性症状と向き合ってください。

で、マジメに慢性症状を治すための努力をしていると、体重って適正に近づいてくるんですよね。

ガリガリな人は必要な肉がついてくるし、要らない肉がついている人は徐々に痩せてきます。

体質改善における痩身は、このように症状が治る「ついでに」起こってくるのが望ましいです。

 

たまに減りすぎて怖いという人がいますが、慢性症状が治りつつある体が、異常なわけがないです。

むしろ、今まで余分なものがつきすぎていたことを怖がるべきです。