ぼくのYouTubeなどをご覧になっているひとは、低血糖にならないために、1日3回の主食や寝る前のハチミツが有効であることはご存知だと思います。
低血糖体質が治ってそれらの実践が不要になるならいいんですが、相変わらずそれらをしないと低血糖になってしまう人は、このように考えるのではないでしょうか。
「・・で、低血糖そのものは何が原因なの?」
というわけで、今回は低血糖の背景にありがちな3つの原因を解説します。
[1]ストレス
ヒトはストレスがあるとそれだけで血糖値が乱高下します。
血糖値といえば、糖質を食べたときだけ血糖値が上がるようなイメージがあるんですが、ほんとうにストレスだけで血糖値はかなり変化します。
これ、なぜかというと、ストレスを感じているときに分泌されるアドレナリンには、血糖値上昇機能があるからなんですね。
ぼくのクライアントさんで血糖値測定器をつけていたひとがいたのですが、夜中に地震で飛び起きた時刻に血糖値が爆上がりしていたそうです。
ましてや糖質制限などをしていて平均的に血糖値が低い状態にあると、カラダとしては血糖値を上げよう上げようと常に準備しているので、ちょっとした刺激で上がりやすくなります。
この手のタイプで、コーヒーを飲んだだけで爆上がりするという人もいました。
爆上がりすれば、その反動で急降下しやすくなりますから、低血糖になりやすいというわけ。
アドレナリンが常に出ていると中性脂肪が低くなります。70以下でアドレナリン分泌量が多い可能性。
このあたりの血液検査による解析方法は公式LINEの特典でお渡ししているので参考にしてください。
https://line.me/ti/p/%40dwh3624c
[2]カンジダ
カンジダというのはカビの一種ですね。
お餅、果物、お米などカビの生えやすいものをイメージするとわかるとおり、カビって糖質が大好きです。
なので、腸でカンジダが異常増殖していると、糖質を摂取してもカンジダに横取りされるので、血糖値が思うように上がらず、低血糖になります。
思うように上がらないから、もっとほしいという感じになり、糖質への欲求が強くなります。
甘いものが大好きなひとはカンジダ増殖率が高いといわれる理由がコレ。
野菜や果物もカビの栄養源になりますから、腸内環境が万全でないのにがんばって野菜を食べていて、にもかかわらず調子が上がってこないひとは要注意です。
[3]睡眠不足
睡眠不足だと食欲を乱すホルモンが分泌されます。
・グレリン→食欲を刺激するホルモン。睡眠不足で増加。
・レプチン→満腹を感じて食欲を抑えるホルモン。睡眠不足で減少。
昨日の夜、夜更かしをしてたくさん食べたはずなのに、翌日もいつも以上に食べちゃうときありません?そのときはこれらのホルモンによって食欲が乱れている可能性大です。
つまり睡眠不足があると体質改善もダイエットもうまくいかないので、睡眠不足ループを抜けられないストレスやライフスタイルの渦中にあるときは、わりとそこから抜け出すことがセンターピンであることが多いです。
以上、低血糖のもうひとつ背景にある3つの原因でした!
いくら低血糖対策をしても「根本解決になってない気がする・・」というひとは、当てはまるものを推測してみてくださいね。