炭水化物=糖質+食物繊維である

分子栄養学

数学のむずかしい公式なんかはニガテなんですが、この公式だけは好んで良く使います。

「炭水化物=食物繊維+糖質」

政治家でもなんでもそうですが、偉い人はすぐに都合の悪いことを隠しますね。

食品業界もよくやるんです。もっともっとみんなに商品を買ってもらいたいから。

食品業界は、ぼくたち消費者がどれだけ知識を持ってて、どんなワードに惹かれるかよく研究しています。

 

「コレステロールオフ」

「Caたっぷり」

とかいうフレーズのついた商品が踊っているのも、そうしたほうがイメージが良くて売れるからです。

でも、実際はコレステロールは超必要だし、Caを添加しまくったせいで現代人はMg不足なんですけどね。笑

 

というわけで、話は戻って本題。

「炭水化物」というのは、なんとなく悪いイメージがないですよね。

でも、炭水化物というのは、糖質量と食物繊維量を合わせたものなんです。

だから、食物繊維がほとんどない商品に「炭水化物 24g」と書いてあったら、それは「糖質 24g」とほぼイコール。

つまり角砂糖6個分と変わりません。

 

たとえば繊維分を捨てちゃった野菜ジュースなんかは良い例です。

ほとんど食物繊維が含まれていませんから、「炭水化物量=糖質量」とかんがえてよいでしょう。

 

こうやって成分表示を翻訳できるようになると、ダイエットにも疾病予防にも役立ちます。

ぼくたち消費者が賢くならないと、食品業界のトリックに騙されっぱなしになっちゃいますからね。

ほら、家族の健康は、スーパーで買い物をするお母さんの知識にかかっているんですって!

 

現在、せっせと「ダラ見でわかる分子栄養学講座」つくってます!

コロナの影響で自宅に引きこもっているなら、その隙に分子栄養学スキルを身につけちゃいましょう!

ようやくBasic盤を撮り終えたんですが、全部で6時間以上ありました・・・。笑

ウザいくらい濃いコンテンツにするので、楽しみにしててくださいね!