意外と知られていませんが、
ストレス増える
↓
抗ストレスホルモン分泌
↓
血糖値上昇
↓
インスリン分泌
↓
脂肪蓄積
↓
🔥🔥太る🔥🔥こういう悪魔ルートが存在します🙈
— 中村ひろき🇫🇮体質改善の専門家 (@you_chiryoin) April 14, 2020
ゴムを両手で左右に引っ張ると、そのゴムは必死に戻ろうとしますよね。
この戻ろうとする力が、もともとの「ストレス」の意味です。
ある程度のストレスは生きる上で必要なのですが、強いストレスはやっぱり良くないです。
どんなに運動を頑張っても、食事を気をつけても、強いストレスが取り除けないと治らない。
これはぼくの10年以上の臨床経験でもつねづね感じていることです。
なんか、皮肉な話ですよね。
健康意識がすごく高くてストレスがある人よりも、健康意識が低いけどもストレスのない人のほうが、健康的だったりするんですよ。
あなたの周りにもいませんか?
健康の知識は豊富で行動力もあるのに、いつも何かに追われてどこか不健康そうな人。
こういう人が体質改善するなら、仕事や人間関係をガラッと変えないことには少々厳しいんです。
上記のツイートでは「ストレス増→太る」という流れをお伝えしたのですが、あれがストレスによって起こる悲劇のうち氷山の一角です。
ストレスが増えると、これらのバランスが一斉に崩れます。
- 体温
- 血圧
- 脈拍
- 血糖値
- 血球数
- コレステロール値
で、これらのバランスを取り戻すのに、それぞれのホルモンやビタミンが必要になります。
たとえば、ストレスが増えると、抗ストレスホルモン「コルチゾル」は、副腎から分泌されます。
副腎を動かすにはビタミンCが必要なので、ストレスが増えるとビタミンCの需要量がアップ。
すると、ビタミンCの大半が副腎にとられてしまうので、他の組織がビタミンC欠乏になります。
とくに大量のビタミンをつねに必要としているのは白血球です。
白血球は「おれのところにも、ビタミンCを分けてくれ!」と叫ぶんですね。
ところが、その多くを副腎にとられているから、白血球がビタミンC不足に陥ります。
白血球が司っているのは?そうです。免疫ですね。
だから、ストレスが増えると、免疫が落ちて風邪をひきやすくなります。
これはほんの一例です。ビタミンCは眼球・血液・肝臓・脳にも必要です。
こうやって、ストレスが増えただけで、芋づる式に全身に影響が及んでいくんです。
いくら運動や食事をがんばっても、ストレスがあったらダメだということ、少しはお分かりいただけたでしょうか。
とくに今はコロナの乱世。できるだけ免疫は落とさないようにしたいものですね。