生理痛のメンタル崩壊はVB6

分子栄養学

「生理痛がひどくて、メンタルもボロボロ…」

毎月生理が来るたびに、こんな風に悩んでいませんか?

実は、それ、タンパク質とビタミンB6不足が原因かもしれません。

生理痛の原因は、子宮筋の収縮によるもの。

この収縮をスムーズに行うには、筋肉の材料となるタンパク質と、その代謝を助けるビタミンB6が不可欠なんです。

(ビタミンB6は女性ホルモンを作る際にも必須)

これらの栄養素が不足していると、子宮の収縮がうまくいかず、強い痛みや不快感を感じやすくなります。

さらに、ビタミンB6は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンをつくります。

セロトニンが不足すると、イライラしやすくなったり、気分が落ち込んだり、精神的に不安定になりやすくなります。

つまり、タンパク質とビタミンB6の不足は、生理痛を悪化させるだけでなく、メンタル崩壊にもつながる可能性があるんです。

では、どうすればこの状況を改善できるのでしょうか?

まず、タンパク質とビタミンB6を積極的に摂取することが大切です。

(タンパク質は摂取しても消化吸収でつまづいてる人が多いので、「食べてる割に症状が変わらない」という人は胃腸機能の見直しが必須)

慢性症状で心身ともに疲れているときは、サプリも視野に入れたほうが効率的に栄養を補給することができます。

ビタミンB6のサプリメントを選ぶ際は、ビタミンB群が複合的に含まれているものがおすすめ。

ビタミンB群は、それぞれが助け合って働くため、単体で摂取するよりも効果が高いです。

また、ストレスを溜め込まないことも重要。

ストレスを感じると、ビタミンB6が消費されやすくなるため、メンタルの安定がさらに難しくなるから。

完璧主義や不安感が強い方は、そこに目を向けると違う世界が見えやすくなります。

自分の食生活やストレス状況を振り返り、改善できる点がないか考えてみてください。