虫刺されにビタミンC

分子栄養学

風邪予防というイメージがつよいので、いかにも主戦場は冬だと思われているビタミンC。

でも、実は夏こそビタミンCは大活躍するのでそのメカニズムをぜひ知ってほしいと思う。

たとえば蚊に刺されると、その唾液成分は皮膚に入る。

これを異物と認識した体内細胞からは、ヒスタミンが放出される。

ヒスタミンがH1受容体を刺激すると、毛細血管が広がって、赤み・腫れ・かゆみが起こる。

ところが、このビタミンCってやつには放出されたヒスタミンを分解する作用がある。

だからH1受容体を刺激する絶対量が減って、症状が軽くなるというわけだ。

じっさいに「血中ビタミンC濃度が低いほど血中ヒスタミン濃度が高くなる」というデータがある。1日2,000mg摂取させたら血中ヒスタミンは38%低下したって実験もあるとかないとか。

ぼくは3,000〜5,000mgくらい摂っているので、なかなかイイだろうなぁ・・と勝手に妄想している。たしかに子どもの頃よりも、ビタミンCを摂り始めてからのほうが治りが早い気がする。

ちなみに、ときどき「ビタミンCを飲んでから刺されにくくなった」という声もいただくが、これはイマイチ因果関係がわからん。でも、効いたもんが正解だからな。おまじないだって占いだって、効きゃそれでいいさ。

ついでに。

夏にビタミンCが活躍する場面はこれだけじゃない。特筆すべきは日焼けダメージからの回復作用。

紫外線そのものを避けられるわけじゃないんだが、日焼け後の活性酸素を除去して、いわゆる「光老化」を防いでくれる。まあ、サーファーとかランナーとか、ばりばり必要な人ほど摂取していないのが残念なところだけど・・。

そして、紫外線を浴びると、メラニン合成が活発になって、色素沈着が起きますね。つまり「シミ」が増えやすくなるんですが、このメラニン生成途中の酸化を抑えてくれるのがビタミンC。

いわゆるビタミンCの美肌効果の真髄はここにあるんじゃないかなと思ってます。当然ながら、外用薬や美容化粧品と併用することで、総合的な防御力を上げることは欠かせないかと!

ちなみにビタミンCはピンキリあるので、安いヤツで効果がなければグレードを上げる、の順がいいと思います。安いヤツでも効くならそれでいいしな!高品質のものでも効かないなら、それはきっと商品ではなくハード側(つまりあなた)に原因を求めるのが大事では〜〜と思ってます。ぼくはずっと安いヤツを飲み続けてます。

ぼくは蚊に刺されるのが死ぬほど嫌いなので、キャンプは10月以降しかしないし、公園で遊んでても1匹刺されたら帰ります。暑すぎて逆に嬉しいのは、蚊がいないことかもな〜〜