以下の症状はマグネシウム不足かもしれません。
・偏頭痛
・生理痛
・足のつり
・目のピクピク
・超慢性の肩こり
今回は、そんなMg不足症状の解消法を3つおしえます。
まず、どうしてこれらの症状があるとMg不足を疑うのか。
それはMgが「筋肉をゆるませる作用」をもつから。
上記の症状は、それぞれ頭・子宮・足・目・肩の筋肉が緊張していることをあらわしています。
よって、これらの症状を複数かかえている場合は、筋肉をゆるませる作用をもつMgが足りない可能性が高いのです。
加えて、甘いものの中でも特にチョコレートの欲求が強いひとも、Mg不足を疑います。カカオにはMgが豊富に含まれているため、カラダが無意識に欲してくるのです。
さて、今回おしえるMg不足の解消法は以下の3つです。
- Mgサプリを摂る
- 塩化Mgをつかう
- Ca摂取量を減らす
❶Mgサプリを摂る
Mgサプリはたくさん種類があるので、なかなか選びきれないと思います。
真っ先に除外してほしいのは、Caが含まれているサプリと、酸化Mgが含まれているサプリです。詳しい理由は割愛しますが、この2つを除けばおおむね間違いはありません。
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Mgサプリからは1日400〜800mgくらい摂ります。Mgには「腸内に水分を集める」という作用があるので、摂り過ぎればちゃんと下します。
つまり、下すギリギリ量が、Mgの1日最適量です。
もちろん食材からもMgを摂ることはできますが、すでに上記の不足症状が複数出ているような場合は、ひとまずサプリをメインに不足状態を回避して、心身ともに余裕が出たら食材由来を増やすほうがいいです。
「目的地まで徒歩で行くこともできるけど、足を怪我しているなら無理せずタクシーを使いましょう」
というイメージですね。
❷塩化Mgをつかう
塩化Mgとはいわゆる「にがり」のことです。
摂取してもいいのですが、こちらは腸内環境が悪い場合に使える方法です。
腸内環境が悪いというのは、便秘や下痢やお腹の張りがある状態です。
こういうときは、Mgを腸から全身へ吸収させる能力が落ちているので、せっかく摂取しても必要な細胞まで届いていないことが多いです。
そこで塩化Mgです。
Mgは腸からだけでなく、皮膚からも吸収させることができます。つまり腸を介さずにMgを体内へ取り込むことができるんですね。ちなみに❶と併用してもOKです。
塩化Mgをお風呂に200〜300g入れて、じんわり気持ちいいと感じるまで浸かってみてください。普段よりも温まる感覚や、ぐっすり眠れる感覚があれば、効いている証拠です。
エプソムソルト(=硫酸Mg)でも同様の効果が得られますが、最近は塩化Mgのほうが効くというお声を多くいただいているので、塩化Mg推しです。
❸Ca摂取量を減らす
先ほど「Mgは筋肉をゆるませる作用がある」といいましたね。
実は、このMgとシーソーのような関係にあるのがCaです。
Caは逆に「筋肉を緊張させる作用」があります。こうしてMgとCaで筋肉の張りをいいカンジに調整しているのです。
ここで勘の良い人は気付きましたね・・?
Mgをふつうに食事から摂っていても、Caの摂取量や圧倒的に多いと、相対的にMg不足になってしまいます。MgとCaはバランスが大事なのです。
そして、、
Caの摂取量が高くなりやすい人はズバリ「乳製品が好きな人」。牛乳はCaが極端に豊富なために、Mgとのバランスがくずれやすいのです。
コーヒーよりもカフェラテ、パスタといったらカルボナーラ、好きなスイーツはクリーム系、みたいな人は、日常的にCaを大量摂取している可能性があります。
「乳製品の摂取量を減らしただけで、Mg不足症状が減りました!」
という報告はたくさんいただいています。
乳製品のおいしさはもちろん理解できるので、グルメを楽しみつつ、CaとMgのバランス修正をやってみてくださいね。