メガビタミン療法の失敗パターンTOP3は以下の3つです。
第1位:思考のクセ放置
第2位:プロテインの代謝不良
第3位:サプリの代謝不良
この3つを取り除いて良くなる例は山ほどあります。
できるだけ早く正しい路線に戻れるよう、最後までじっくりお読みください。
■第3位:サプリの代謝不良
メガビタミン療法では、なかなかビックリするサプリの摂取量が推奨されています。
中には「こんなに摂っていいの?」と驚いた人もいらっしゃるでしょう。
ただ、あれは意地悪でたくさん飲めと言っているわけではありません。
厚生労働省の推奨する1日必要量とは、脚気とか壊血病とか、欠乏症にならないための最低限量なんですね。
ですから、その量を摂ったところで、欠乏症を防ぐことはできても、風邪や肌荒れなどの慢性症状を予防・治癒することはなかなかできないのです。
よってメガビタミンで推奨されている量は、たしかに慢性症状を防ぐことを目的とすれば、めちゃくちゃなことを言っているわけではありません。
でも、、
サプリとて、摂ったらそのまま使われるわけではなく、いろんな過程を経る必要があります。
・腸から吸収されて、
・肝臓で使われる形に変換されて、
・細胞まで届けられて、
こういう過程のどこかでエラーが起これば、サプリは効きません。
これをぼくは「サプリの代謝不良」と呼んでいます。
・腸内環境がよくない
・肝臓に炎症が起きている
・低タンパクがある(細胞まで栄養を届けてくれるのはタンパク質)
カラダがこんな状態の場合は、大量のサプリを受け入れる前にやるべきことがあります。
■第2位:プロテインの代謝不良
前項で「低タンパク」という言葉が出てきました。
「低タンパクだからこそ、プロテインを飲んでるんじゃないか!」
・・そう思ったひともいるかもしれません。
でも、このプロテインという名のタンパク質の塊こそ、なかなか代謝がタイヘンなんです。
せっかくゴクゴク飲んでも、胃で消化不良を起こしたり、腸で吸収不良を起こしていると、やっぱりカラダで有効に使われないんです。
有効に使われないだけならチャラなんですが、消化不良を起こして炎症やアレルギー症状が出るとなると、これはもうマイナスなんですよね・・。
プロテインを飲み始めてから、なんとなくお腹の重さを感じていたり、スッキリとした空腹を感じることがなくなったひと。ハッキリいって代謝不良の可能性大です。
その場合は、お腹がスッキリするところまで摂取量を下げてください。
とくに、プロテインを飲んでいるのに血液検査で低タンパクがあるひとは、一旦プロテインをやめて食事からタンパク質を摂るほうがよいです。
※血液検査で低タンパクを判断する方法は、公式LINEの登録特典にあるのでご覧ください!
https://line.me/ti/p/%40dwh3624c
■第1位:思考のクセ放置
完璧主義や不安感など、体質改善の足かせとなるメンタル面の問題を「思考のクセ」と呼んでいます。
どんな場面で足かせになるかというと、
・本に書いてある通りに実行する
・ちょっと良くなるとやめてしまう
・サプリを飲んで悪化しても飲み続ける
・1日サプリを飲み忘れただけで落ち込む
・少しでも基準値から外れていると不安になる
他にも数えきれないほどありますが、、
メガビタミンをやられたひとは「ATP」という言葉をご存知だと思います。
ひとのすべての生命活動のエネルギーになるものですね。
車でいえばガソリン、スマホでいえば電池のようなものです。
失敗されたひとは、サプリでATPを増やそう増やそうと躍起になったと思いますが、当然ながらATPは減りもします。
重要なことなので繰り返します。
「ATPは栄養摂取で増やせますが、当然ながら消費もします。」
じゃあ、どんなときに消費するか。
それは上記に挙げたようなストレスを感じたときです。
お金で考えるとわかりやすいですよね。
収入を増やそうと思って3倍働いても、無駄遣いが変わらなければ、残高は残らないじゃないですか。
それと同じことが体内で起こっているひと、めちゃくちゃ多いです。
栄養を摂ることだけ考えていたひとは信じられないかもしれませんが、
・がんばって自炊するのをやめた
・コンビニの食べ物も利用することにした
・こじれていた職場の人間関係がよくなった
こうやって心の負担を減らすだけで症状が良くなった例、数えきれないほどあります。
サプリの量は変えないか、むしろ減らしたにも関わらず、です。
これ、つまり栄養のムダ遣いが減ったということなんですよ・・。
メガビタミンで良くならなかったひとは、ぜひ思考のクセをゆるめてあげてくださいね。