満足感のあるまごやさ食材ベスト3

分子栄養学

まごわやさしい(=まごやさ)とは、日本古来の食材の頭文字です。

まごわやさしい

ま…豆類
ご…ごま(ナッツ類)
わ…わかめ(海藻類)
や…野菜類
さ…魚類
し…椎茸(きのこ類)
い…芋類

 

とりあえず、口に入れるものをまごやさにするだけで、お悩みの症状のいくらかは解決しますよ。

それほど現代人が口にしているものは、あまりにも未知のものが多いことになります。

 

さて、そんなまごやさ食材の中で満足感のあるもの。

それはサツマイモ、アボカド、サバ缶、この3つであるといえます。

 

サツマイモは、昭和初期の沖縄本島北部ではほとんど主食でした。

毎朝、家族全員が一日で食べる分のサツマイモを炊いたという記録が残っています。

主食を白米やパンに依存している人は、サツマイモにスイッチするだけで腸内環境は改善します。

 

注意すべきは、不溶性食物繊維の割合がやや多いということ。

キノコや海藻などの水溶性食物繊維を併用しないと、よけいに便が詰まりやすいので注意です。

 

アボカドの悪口をいうひとは、昨今ほとんどいません。

炎症を良質なオイルがたっぷりと含まれているので、皮膚トラブルがある人は常食してください。

外食、加工食品、安価なサラダ油の摂取機会が多い人は、炎症促進オイルを大量摂取しています。

炎症オイルを常食しておいてアトピーを治したいと思うなど、愚の骨頂と思わざるを得ません。

 

サバ缶は、やはり缶詰でないに越したことはないですが、現代人の多忙さを考えると缶詰が効率的です。

タンパク質を肉や卵からは摂っているが、魚は摂っていないという人が多いのですね。

青魚をなぜ推すかといえばオメガ3です。これも良質な油ですね。

満足感が得られやすいので糖質への欲求が減り、早期体質改善につながりますよ。

 

ちなみに、サツマイモとアボカドは断食前日までOK。魚は2日前までOKです。

満足感の得られやすさは断食初心者に必須なので、これらの食材を取り入れてみてくださいね。

もちろん、断食をしていない通常時でもたくさん食べてほしい食材です。