風邪ひきやすいならビタミンD

分子栄養学
  • 風邪をひきやすい
  • 花粉症がある
  • 冬にうつっぽくなりやすい

こういう症状がある人は、ビタミンDが足りていないことが多いです。

 

病院で「血中25(OH)ビタミンD」を測ってみてください。これはビタミンDの血中濃度です。

基準値は40〜60です。ぼくは見事に「11」でした。重度のビタミンD不足だったのですね。

おかげで、断食で9割くらい改善していた鼻炎の、残りの1割がきれいにとれた感覚がありました。

 

怪しいクライアントさんにもときどき血中濃度の測定をすすめるのですが、ドンピシャで基準値以下のひとが多いです。これでビタミンD不足が判明して、摂取に努めたらアトピーの手荒れが落ち着いた方もいました。

 

本来、ビタミンDって日光浴でつくられます。

「クララが立った」で有名なクララがなぜ立てなかったかというと、ビタミンD欠乏症だったんです。

当時、産業革命で煙害に苦しんでいたイギリスでは、日光がさえぎられてしまっていたのですね。

それでビタミンD不足に陥り、骨がもろくなる「骨軟化症」を患っていたというわけ。

 

さすがに現代でそれほど重度の欠乏症に陥ることはありませんが、花粉症や風邪のひきやすさは、ビタミンD不足症状のことがあります。

心当たりのある方は、ぜひ血中濃度測ってみてくださいね!