自律神経とゆかいな仲間達(2)

分子栄養学

前回が好評だったので、みんなが別物だと思っている他のものも、自律神経と深くリンクしていることを解説してみる。

●炎症
ケガやら感染やら、急性の炎症はおもにお医者さん分野なので、ここで扱うのは慢性炎症。

体がストレスだなあと感じる強くて長い出来事が発生すると、たくさんのATPが必要になる。

自律神経は、強くて長いストレスを感知して、ミトコンドリアにATPの大量増産を指示する。

ATPを大量生産できる唯一の場所はミトコンドリアだからだ。

どんな工場でもがんばって製品を作れば二酸化炭素や排気ガスなどの副産物が出るよね。

それはミトコンドリアでも同じ。大量のATPをつくれば、副産物が出る。それが活性酸素だ。

激しい運動をするひとがじつは老けやすいのは、運動によってたくさんのATPを生産するミトコンドリアから、たくさんの活性酸素が出るからだ。

活性酸素が増えすぎると、やがて細胞を傷つける。

その細胞を修理するために起こるのが炎症反応。

ぼくのもとには「慢性炎症が治らない」と嘆いてくる人が多い。

みんな酸化や炎症を防ぐ食べ物や栄養素についての知識は豊富だ。それらはたくさん摂っているはずなのに、一向に炎症がおさまらないと嘆いている。

そりゃあおさまらないはずだ。

慢性炎症の上流にあるのは、自律神経がミトコンドリアにATPの大量増産を指示せざるを得なかった、強くて長いストレス。ここに目を向けない限り、自律神経に穏やかな日々は訪れない。

 

●鉄不足

ATPを大量生産できる唯一の場所はミトコンドリア。

しかし、ミトコンドリアでATPをつくるには多くの従業員が必要だ。

その中でも、ATPづくりの要となってはたらくのが鉄。

つまり鉄がないと、ミトコンドリアでATPをつくることができない。

ストレスがあるのに、ATP不足。これはみるからに大変だよね。

ストレスを乗り越えることができないから、いよいよ危機が増してくる。

危機はカラダにとってストレスだから、自律神経の乱れもより一層激しくなる。

だから、鉄不足にはメンタルの不安定な人が多い。

わけもわからず、突然泣けてくる。

LINEを消して、突如みんなの前からいなくなる。

気分の浮き沈みが激しいから、恋愛がうまくいかない。

めまいも頭痛もないから自律神経の問題は無縁?めちゃくちゃ関係アリだよ。

自律神経がおだやかになることで、ATPの大量需要が落ち着き、鉄の消費量が減って、鉄不足がゆるんでくることだってある。

鉄サプリをいくら飲んでも治らない鉄不足は、盲点である自律神経に目を向けるといいかもしれない。

ちなみに、ミトコンドリアでATPづくりに必須なのは鉄だけじゃない。

ビタミンB群だってマグネシウムも欠かせない。

つまり、そういうこと。

自律神経はカラダのどの話題にも絡んでくる〝首根っこ〟なんだ。

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無期限視聴できるから、とりあえず申し込んで来年取り組んでもぜんぜんOKだよ!

次回開催は半年後かも10年後かも決めてないからお見逃しなく〜
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