炎症を抑える3つの食べ物

分子栄養学

炎症を起こしているのは、たとえばこんなもの。

・鼻炎
・皮膚炎
・花粉症
・アトピー
・リーキーガット症候群

これらの慢性症状のもとになっている炎症は食事からも消し止めることができるので、今回は抗炎症作用のある使いやすい食材を3つ紹介します。

■大切なのは続けられること

何度もお伝えしていますが、栄養学は体質改善の一部に過ぎません。

栄養学の教科書の中だけで体質改善すると、あたかもすべての不調が治るような気になりますが、ぼくのもとにくるクライアントさんは、みなさん栄養学的にはカンペキな食生活をしている人ばかり。

そんなひとたちが治らない大きな理由は「完璧主義」です。

副腎疲労で疲れ切っているひとほど、まいにち自炊に手間をかけて、ボロボロになっています。

そういうひとの食材選びで大切なポイントは、手間を増やさないことなんですね。

よほどアレルギーを起こすもの以外は、あまり敵視しすぎず、ラクなものをどんどん取り入れるといいです。大切なのは「食材」よりも「食事」ですから。

高価すぎるものや、手間のかかりすぎるものなど、2週間くらいならいいけど、1年続けるのはしんどいかもと感じるものは取り入れないほうが吉です。

そのことを頭に入れた上で、事項でむりなく続けられる食材を3つ紹介しますね。

 

■使える抗炎症食材はこの3つ!

1つ目は「もち麦」です。

もちむぎに含まれるβグルカンは、免疫系をはたらかせて、炎症を抑制する作用が知られています。他にも抗酸化物質をもつビタミンEも含みます。

なぜ最初にもち麦をもってきたのか、ぼくのコンテンツをよくご覧になっているひとはもうご存知ですね。

そう、いくら炎症作用を持つものであっても、タンパク質やビタミンやミネラルよりも、やっぱり主食を摂ることが一番大事だからなんです。

そもそも摂取カロリーが足りていないひとが、ただただ白米の食べる量を増やしただけで、肌荒れやアレルギー症状が良くなる例はたくさんあります。

さらに、もち麦の手軽さも魅力です。

白米に混ぜて炊くだけのもち麦(雑穀)がパックになったもの、スーパーに売っていますよね。つまりもち麦を取り入れることで増える手間は限りなくゼロに近いんです。ここが大きい。

しかし、もち麦に含まれる豊富な水溶性食物繊維で、お腹が張ってくるなどの症状が出てくるひとは、このタイミングではむりに取り入れなくてもOKです。

2つ目は「アーモンド」です。

アーモンドに豊富に含まれるビタミンEは、ビタミンBとCの効果を倍増してくれます。さらにみなさんが大好きなオメガ3も、炎症抑制効果のあるオイルとして有益です。

オメガ3といえば、エゴマ油やアマニ油を取り入れているひとも多いです。でも高価だし風味のクセも強いじゃないですか・・?体質改善は「続けられるかどうか」という点は超重要なので、そういう目線で見るとオメガ3も続けやすいものから摂るのが賢いです。

よって、アーモンドもコンビニで売っているもので全然OK。ただ、日が経つとカビやすいものでもあるので、開封後はなるべく早く食べるのが良いです。

また、ナッツ系を食べると止まらなくなるというひとは、鉄不足や精神的ストレスなどの問題も絡んでくるので、際限なく食べてしまうひとはちょっと距離感をかんがえたほうがいいです。

3つ目は「ブロッコリー」です。

野菜で抗酸化といえばブロッコリーです。

スルフォラファンという硫黄化合物には強烈な抗酸化作用があるからです。具体的には、炎症のもとになるサイトカインを減らしてくれたり、細胞を保護して炎症を防いでくれるなど。

とはいえ、生のブロッコリーを湯がいたりレンチンしたりはちょっと面倒ですよね。

イメージとしては「コンビニの冷凍ブロッコリーを週1回(袋)食べる」くらいで十分かなと。それでも治らない炎症はたいてい他にすべきことがあるので、「朝食は毎日ブロッコリーだけ!」みたいな楽しくない食生活はおすすめできません。

 

■優先順位をわすれずに

何度もお伝えしますが、大切なのは優先順位。

まずは1日3回の主食。太る、眠くなる、お腹が空かないなどの理由でお茶碗1杯×3回のごはんを食べられない場合は、まずそこだけに向き合ったほうがいいです。

次にタンパク質。胃もたれや食欲不振を起こさずに毎日20〜30gくらいのタンパク質が摂れているか。

この2つが食べられるようになって、ようやく目を向けるべきがおかず類です。

血液検査で白血球>5,000、血小板>20のひとは、炎症がある可能性が高いので、ぜひ大きな視点からどうすれば炎症が抑えられるのか探ってみてくださいね。