【ビタミンCの飲み方】
・粉末を水に溶かして、
・1時間ごとに1gずつ吸収も排出もされやすく、30分後には尿から出てしまう。掛け流しの温泉のごとく、飲む量>出る量にするのがコツ。上記の飲み方で血中VC濃度3倍ほどまで上がります。ちなみにVC=Lアスコルビン酸です。ウチは4袋ストックしてます。 pic.twitter.com/IScJQSYDw9
— 中村ひろき🇫🇮体質改善の専門家 (@you_chiryoin) March 31, 2020
ビタミンというのは、水溶性と脂溶性に分かれます。
- 水溶性→B,C
- 脂溶性→A,D,E,K
水溶性ビタミンは文字通り水に溶けるので、吸収されやすいけれども、排出もされやすいんですね。
ビタミンを利用するコツは「いかに吸収させて血中濃度を上げるか」です。
よって、水溶性であるビタミンCの血中濃度を上げるには、一気に大量摂取してもなかなかうまくいかないことになります。
掛け流しの温泉のように、お風呂の栓があいている状態を想像してください。
出ていく以上のお湯をつねに補給していないと、だんだん水位は下がってしまいますね。
ビタミンCもそれと同じで、出ていく以上の量を、チビチビと摂取し続けることが望ましいのです。
ビタミンCの摂取量と吸収率の関係は、
- 1g→75%
- 2g→44%
- 3g→39%
- 4g→28%
こんな感じ。つまり一気に2g以上摂取すると、半分以下しか吸収されないのですね。
また、1時間おきに摂取した場合は血中濃度を3倍ほどまで上げることができましたが、4時間おきではほとんど上がらなかったという実験があります。
これが「1時間おきに1g」摂取するのが望ましい根拠です。
栄養素というのはそれぞれ性格があって、摂り方が全然違うのですね。
ビタミンCだけでもこんなに細かいのですから、いかに適当に摂っても効果がないのかおわかりでしょう。