旅のお供にするべき栄養素ベスト3

分子栄養学

コロナの影響でエルサレムマラソンが延期になってしまったので、いきなり札幌に来てみました。

サクッと1週間ほど滞在して帰るつもりなので、持参しているサプリを紹介します。

 

必要なものは人それぞれ

ぼくの場合、いつも持参しているのはこの3つです。

 

ビタミンCは言うまでもなく必須です。

白血球内のビタミンC濃度は、血中ビタミンC濃度の80倍です。

これは、白血球にはそれだけのビタミンCが必要であることを意味しています。

なるほど摂ってみると、風邪を引かないどころか冬の定番である喉の痛みも今年は起きていません。

他にも肝臓でアルコール分解に作用してくれるので、二日酔い防止にこれ以上のモノはありません。

(死ぬほど苦いウコン粉末よりもずっと効果があります)

 

ビタミンB群をなぜ持参するかといえば、糖質を代謝してくれるからなんですね。

糖質を完全にエネルギーに変えるには、ビタミンB群の働きが欠かせないのです。

エネルギーに変えられなかった糖質はどうなるか?みなさんご存知の乳酸になります。

糖質を摂ったのにエネルギーに変えられないということは、仕事をしたのにお金をもらえないことと同じくらい不条理なこと。

糖質摂取量が増える旅では、いかに乳酸を溜めずに糖質を完全燃焼させるかがポイントなのです。

 

亜鉛は、ぼくが個人的に不足しているからです。

毛髪ミネラル検査を受けたら、基準値をはるかに下回る数値でした。

亜鉛不足症状は、

  • 乾燥肌
  • 物忘れ
  • 抜け毛や白髪
  • 爪の白い斑点
  • 濃い味を好む

などです。

鉄・亜鉛・マグネシウムなどは、アルコールとカフェインによって捨てられてしまうので、お酒とコーヒーが大好きな人は慢性的に不足しているといえるでしょう。

ぼくは普段こそお酒とコーヒーは控えていますが、旅の途中に飲むお酒をコーヒーは大切な思い出の1ページとなるので、不足すること前提でサプリを持参しているのです。

 

大前提として、これらのベスト3はぼくの中のベスト3であって、あなたのベスト3とは限りません。

どんな栄養素が不足・過剰なのかは血液検査や毛髪ミネラル検査で判明しますから、問題となる栄養素を確定させてから旅のお供を決めるのがいいでしょう。

なにしろ、当てずっぽうでサプリを摂ることほどムダなものはありません。