蚊に刺されたりぶつけたりするときに患部が赤く腫れるのは急性炎症。
今回お話しするのは、自覚症状に気付けない、カラダの内部の炎症(=炎症)のこと。
イメージしにくいかもしれませんが、体内でジワリと広がっている火事だとお考えください。
- 便秘がある人
- おならが臭い人
- うつ症状のある人
- サプリが効かない人
- 鼻声で肩こりがある人
これらが当てはまる方は炎症がある可能性が高いので、ぜひご覧ください。
ここでいう「炎症」とは、虫刺されとか筋肉痛みたいな急性ではなく、焚き火の残り火みたいな自覚症状のない静かに燃え続ける慢性炎症
コレのせいでサプリは効かなくなるし食べ物から栄養も吸収できなくなるからめちゃ厄介
健康的な食事してるのに症状良くならない人は慢性炎症の可能性大🙉
— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) February 29, 2020
炎症があると、白血球数だけでなく、フェリチンとかASTとかALTとかの数値も軒並み高くなるんだよなぁ🤔
そのせいでビタミンやミネラルの情報が推測しにくくなるから、炎症ある人の血液検査結果はめちゃくちゃ読みにくい
— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) February 29, 2020
鉄不足の人はとっても多いけど、カラダのどこかに炎症があると、鉄サプリを飲んでも利用されないどころか悪玉菌のエサになっちゃうんだよなぁ〜
ってことをもう少しわかりやすく説明するために、炎症について深堀り月間✏️🤔 pic.twitter.com/dCLUueLue4
— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) February 29, 2020
炎症最大の特徴は「飛び火」
・歯周病の人は糖尿病になりやすい
・糖尿病の人は歯周病になりやすいこのつながりがあるのも、炎症が全身に飛び火した結果
消したと思ったタバコの火で山火事が起きるのと同じですね🔥
— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) February 29, 2020
【不飽和脂肪酸と炎症】
🐟オメガ3
魚油、エゴマ油、アマニ油、チアシードオイル、クルミ。EPAやDHAとなり炎症を抑える。🌼オメガ6
ベニバナ油、コーン油、大豆油、サラダ油。アラキドン酸となり、過剰摂取で炎症を促す。🌿オメガ9
オリーブ油。炎症にはほぼ関与なし。— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) March 2, 2020
花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などの炎症疾患は、炎症を抑えることがキモ。
大切なのはバランスなので、オメガ3摂ってても、それ以上にオメガ6摂ってたら❌。
外食、加工食品、お菓子などに含まれる油はほとんどオメガ6。原材料名欄の「植物油脂」「植物油」もオメガ6。
— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) March 2, 2020
オメガ3,6バランスを正すには…
❶オメガ3を増やす
卵と肉を魚に置き換える、オメガ3サプリを摂る、魚の中でもEPAやDHA多い青魚系を摂る❷オメガ6を減らす
自炊で使う油をオリーブ油に置き換える、外食を控える、コンビニ食を控える— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) March 2, 2020
炎症は万病の元
鼻炎や花粉症は慢性炎症
ここ3年間くらいで断食中に鼻炎や花粉症がマシになった人をたくさん見てきたので、すなわち断食は炎症を治癒させる手立てのひとつと考えてまちがいなさそうだ🤔
(皮膚炎、結膜炎、口内炎などはモチロン炎症であり、うつ病でさえ脳の炎症といわれている)
— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) March 2, 2020
炎症の有無を確かめる最も正確な方法は血液検査です。
- CRP(0に近いほど良い)
- 白血球数(5000以上で疑う)
- 血小板数(30以上で疑う)
- フェリチン(鉄不足症状あるのに50以上ある人)
これらが複数ある場合は、炎症を疑います。
炎症を治すには、
- ストレス徹底除去
- まごやさベースの食事
- オメガ3,6バランスの是正
意外とこういうシンプルな方法なんですよ。
ちなみに抗炎症薬は一時しのぎなので根本解決にはなりません。
慢性炎症はこれから結構大事なキーワードなので、これからも追っかけますね。