分子栄養学的にいえば、糖質制限がダメなのではなく、低血糖がダメ。そして低血糖=糖依存であることが多い。糖依存があると腸は荒れ放題だしデトックスもできないから、依存状態を脱してもらうための一時的な糖質制限は必要だよね、という話。恋人と一緒で健全に付き合うことが大事。依存がダメ。
— 中村ひろき🇫🇮体質改善の専門家 (@you_chiryoin) July 31, 2020
低血糖というのは、空腹時の血糖値が70以下の状態を指します。
低血糖があると、カラダに不足しているものを補おうとしても、糖依存がジャマします。
野菜や海藻を食べても満足感が得られず、糖質を食べるまで食事を終わることができません。
糖質以外のものを食べても「なんか食べた気がしない・・・。」となっちゃうのですね。
さらに、糖依存があると、腸の炎症は止まりませんし、カビや悪性菌や有害物質をデトックスできません。
よって、一番最初に着手すべきなのは「低血糖」なのですね。
低血糖でなくなると、糖依存がなくなります。
食べたらもちろん美味しいが、別になくても大丈夫、という感じになるのですね。
こうなると、腸がどんどん栄養を吸収してくれるようになるので、亜鉛とか鉄とか、吸収されにくいサプリも飲めるようになります。
カラダがどんどん良くなるのはここからです。
よく「糖質制限をやってえらい目に遭った」という人がいます。
たしかに極端な糖質依存は勧められませんが、かといって糖依存のままでいいワケがありませんね。
このちょうど中間の情報が、今のネットやテレビにはほとんどありません。
糖依存を脱するまでには、一時的な糖質制限が必要です。
それも単に糖を抜けばいいわけではなく、同時にいくつかの策を講じる必要があります。
たとえば、糖の量を制限するのではなく、糖の質を制限する、とか。
糖質制限をしなくていいのは、低血糖を脱して体質改善できてからの話。
糖質制限とは糖から逃げ回っているだけで、本当のゴールは糖を正常に代謝できるようになることなんです。