タンパク質は「量」より「質」が大事

分子栄養学

先日「マツコの知らない世界」をみていたら、プロテインマニアの方が出演されていました。

その方によると、今食品業界は「1gでもタンパク質を多く含む製品の開発に躍起になっている」とのこと。

 

食品業界はいつもぼくたちをはぐらかしてきます。

「グルテンフリー」にはグルテンが少し入っているし、

「カフェインゼロ」にもカフェインは少し入っているし、

「糖類ゼロ」には糖質が当たり前のように入っているし、

「塩分チャージ」のタブレットには塩分の23倍の糖分が入っているし、

まぁ、こんな調子です。笑

 

今回のタンパク質も「はぐらかし」にきてます。

確かにタンパク質は表示されているg数だけ含まれているのでしょうが、大事なのは必須アミノ酸バランスです。

これが崩れていると、どれだけ大量のタンパク質を摂っても、利用されないんですよ。

利用されないだけならいいですが、タンパク質はアンモニアなどの有害物質を生みます。

利用されないタンパク質を大量に摂ったところで、体の負担になるだけなんです。

 

タンパク質は、全栄養素でもっとも大事なもの。

動画で正しい知識を身につけていただけたらと思います。