疲労感を減らす3つのヒント

メンタル

今から書く文章は「根本的に」治したい人のためなので、簡単な方法で一時しのぎがしたいひとは読まない方がいいと思う。

大切なのは、この3点。

[1]疲れにくい思考をもつ

ぼくの経験上、疲れがとれないと嘆くひとはこう考えています。

「疲れ知らずになれたらいいのに!」

でもね、わりといつも健やかで慢性症状に悩んでいないひとは、そもそもフツー生きてりゃ疲れることを知っている。

スマホは机の上に放置していても電池が減りますね。車だってエンジンをかけてりゃ動かさなくてもガソリンを消費します。

この当たり前の事実を、いつも健やかなひとは知っているんです。

知っているから、疲れ果てて動けなくなってから休むのではなく、疲れるずっと前に休む。だから、あなたからみて健やかに見えるんです。

とても大事なことなので、もう一度言います。

・疲労感が強いひとは、疲れをとるために休む
・疲労感が少ないひとは、疲れないために休む

疲労感が強いひとは、最大HPを増やしたいと思う。1日30時間あったらいいのにと言います。

疲労感が少ないひとは、せいぜい同じニンゲンのHPなんてそう変わらないのだから、いかに消費しないかを考える。

この思考の差は、行動の差に大きく現れます。

 

[2]自分にやさしく

疲れやすいひとは、自分に甘いからこうなった、もっと厳しくしてがんばらなきゃといいます。

でも、実際は逆で、自分に厳しいからこそ現在の体質が醸造されている。治療家として17年目に入ったぼくがいうのだから間違いありません。

でも、一口に「自分にやさしくしてね」と言っても、なにをすればいいかわからない人がほとんどです。

途中で気づいて実践できていたら、とっくにこんな体調になっていませんよね。

というわけで、ぼくのクライアントさんで、こんなふうに自分にやさしくしたら疲労感が減ったという事例を紹介します。

・早朝のランニングをやめた
・実は熱意のなかった仕事をやめた
・小麦やお菓子を楽しむようにした
・二度寝や遅起きをすることにした
・昼寝をプレゼントすることにした
・自炊をカンタンに済ませることにした
・主食をちゃんと摂ってあげることにした
・コンビニですぐ食べられるものも活用した
・モヤモヤしていたことを同僚に打ち明けた
・やるべきと思い込んでいた家事を翌日に回した
・パートナーに家事を手伝ってもらうようにした

いかがでしょう。わりと今すぐできるものばかりでは・・?

ポイントは、ここでサプリの話は一切していないという点です。

栄養学にのめり込んでしまうと、疲労感を減らすためにVB群やMgはとくに重要視されます。

でも、そういったサプリをたくさん摂っても、疲れやすい思考を持っていれば、疲れやすい行動が発動して、そこに栄養素が消費してしまいます。これではキリがない。

せっかくここまで読んでくださった方には、ぜひ頭の中を「栄養消費源>栄養摂取増」に切り替えていただきたいです。いくら収入が増えても、浪費グセがそのままなら、貯金できないでしょ・・?

 

[3]難しいことは不要

難しいことを勉強すると、その勉強に費やした資源を損切りできず、その難しいことの中に答えがあると思いがちです。

でも、そんな想いとは裏腹に、あなたのカラダを良くするのは「睡眠」や「ふつうのごはん」です。灯台下暗し。

あなたの歯の健康をキープしているのは「歯磨き」だし、風邪を予防しているのは「うがい」のはず。難しいことは案外いらないんです。

疲労感が強いひとは、一人残らずがんばりやさんです。

・「がんばらなきゃ結果が出ない」
・「がんばらずに結果が出るのはズルい」
・「がんばってない自分に価値を感じない」
・「何かをがんばっていないと不安」

それでもあなたががんばってしまうのは、きっとどれかの思い込みが強いため。

でも、ここまで読んでわかりましたよね。体質改善ってそういうゲームじゃないんです。

あなたの〝がんばり〟は、本当にやりたいことで発揮するとして、体質改善はゆるく適当に取り組んでいただけたらいいなあと。

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