北欧が好きです。
鼻炎が治らなかったときは、寒いところなど大嫌いでした。
世界地図の上半分は白黒に見えていました。
ところが、友達とダーツの旅をやったら、矢がフィンランドに刺さりました。
行かざるを得なくなっちゃったんです。25歳のときです。
ところがまぁ、そんな北欧が大好きになって、33歳のときに再訪しました。
フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマークを1ヶ月で周りました。
それからなんか国内にいても、北欧に近い景色を探してしまうんですよね。
今年の冬は野尻湖に行きました。長野のずっと奥、もはや新潟に近いところです。
ゲストハウス「LAMP」のフィンランド式サウナで熱され、雪解け水の入った樽にダイブ。
コレを往復していたら2時間経過していました。
そのあとリビングで、暖炉の日で温まりながら飲むビールとラムチョップの味は・・・

ご想像にお任せします。
宿のスタッフさんは、大雪にウンザリしているかと思いきや、
「やっとここらしい冬が来ましたねえ」
と、すべてを受け入れて、太陽光線でキラキラ光る外を眺めていました。

北欧から帰ってくると、多くの日本人は「湖の近くに住みたい」と憧れを抱くでしょう。
国内の他の湖は、廃屋が多くてバブル崩壊感が否めませんでしたが、野尻湖はとても神秘的で、北欧にあるそれと最も近い印象を受けました。
冬の野尻湖。また行きたいなぁ。