日本古来の代表的な食材の頭文字をとったものを「まごわやさしい」と呼びます。
ま…豆類
ご…ごま(ナッツ類)
わ…わかめ(海藻類)
や…野菜類
さ…魚類
し…椎茸(きのこ類)
い…芋類
重度の糖質中毒の人は、口に入れるものをまごやさにするだけで慢性症状は良くなります。
最初に効果を自覚するのは、日中の眠気がなくなることや、肌荒れの軽減が多いですね。
さて、今回はまごやさだけじゃ足りないという話。
具体的に足りていないものは、ズバリ「タンパク質」です。
まごやさの中の主なタンパク源は「さ(魚類)」くらいですね。
でも、魚を毎日食べるのって現代ではなかなか大変です。
ちなみに大豆などの植物性タンパクはそれほど効率が良くありません。
となれば、期待すべきは肉と卵なんですね。動物性タンパクが足りていない。
肉が食べられないという女性は多いですが、それは消化酵素が足りていないのですね。
じゃあ、消化酵素は何からできているかといえば、これまたタンパク質なんです。
つまり、タンパク質を消化するためには、タンパク質が必要だということ。
タンパク質からできているのは、消化酵素だけではありません。
- 筋肉
- 臓器
- 皮膚
- 骨
- 爪
- 毛
- 酵素
- 胃酸
- ホルモン
- RNA
- DNA
- 血管
- 血液
- リンパ液
- 膵液
- 胆汁
- 卵子
- 精子
- 細胞膜
- 炎症物質
- 抗炎症物質
- 酸化物質
- 抗酸化物質
- 神経伝達物質
これ、全部タンパク質からできています。ちょっとビビりませんか?
1日目安量は体重の1000分の1です。つまり体重50kgなら50g。
ぼくは体重65kgですが、70〜100gくらい摂っています。
プロテインと卵だけでおよそ1000分の1はクリアできます。
以前、LINE@読者さんの血液検査結果を20人ほど拝見したのですが、最も多かったのが「タンパク質不足」でした。
なので、現代の食生活で一番ベースとすべきなのは「まごやさ+タンパク質」なんです。
たしかに野菜の栄養価は年々減っていますが、粗悪な糖質で腹を満たすよりはよほどマシですよ。