「まごわやさしい(以下、まごやさ)」とは、日本古来の代表的な食材の頭文字をとったもの。
ま…豆類
ご…ごま(ナッツ類)
わ…わかめ(海藻類)
や…野菜類
さ…魚類
し…椎茸(きのこ類)
い…芋類
断食の準備期や回復期では、口に入れるものをまごやさだけにします。
ただ、コレを「準備食」などと呼ぶのは失礼な話で、つい数十年前はこれらが主食だったのですね。
これらの粗食と呼ぶようになったあたり、いかに現代の食生活が荒れているかわかります。
断食に対して不安がある方は、とりあえず口に入れるものをまごやさだけにするといいです。
こういうやり方を「まごやさ断食」と呼んでいますが、これだけで肌荒れや生理痛は軽減しますよ。
日中の眠気が止まらない人なんかもいいです。低血糖は万病のもとなので、まごやさが是正してくれます。
逆をいえば、口に入れるものをまごやさだけにして不調が起こる人は、重度の糖質中毒といえるでしょう。
「朝はトースト、昼はパスタ」のような食生活の人は、即刻まごやさ断食をやるべきです。
いきなり主食を抜くのが怖いならば、サツマイモを食べます。必要な糖分はここで補えます。
なにしろ「おばあちゃんが知らないものは食べない」と決めるだけで、カラダは変わりますよ。
日本人なら誰でもカンタンに始められる食養生法ですよね。まず1週間お試しください。