先日、こんなツイートをしました。
【ほうれん草のVC含有量】
1950年は150mg
2000年は35mg
(どちらも可食部100gあたり)
農作物の栄養素が落ちているとは聞いていたものの、これほど落ちているとは驚きじゃないですか…?
つまり現代は栄養摂取方法の転換期。ここで柔軟に変化に合わせて対応できるかが鍵ですなぁ🙉
— 中村ひろき🍣体質改善の専門家 (@you_chiryoin) January 4, 2020
といいましたが、栄養摂取方法の転換期なんて、現代に始まったことじゃありません。
むしろ生物の歴史は、栄養摂取方法を転換し続けることでしか子孫を残すことはできませんよね。
たとえば、山の食べ物だけでは足りないイノシシは、村の農作物を荒らしに来ますよね。
山の食べ物が枯渇したからといって、そのまま山でジッとしていたら、イノシシはどうなるでしょうか。
言うまでもなく餓死しますよね。みんなジッとしていたらイノシシは絶滅してしまいます。
このように、地球上にいるどの生物も、栄養のキープ合戦をやっているわけです。
さぁ、ヒトに話を戻しましょう。
農薬やら環境汚染の問題で、昔ほど野菜に栄養を期待することをできなくなった。
でもカラダはそんなに早く進化しないので、今まで通りの栄養量が必要です。
70年前のほうれん草と同じ栄養を摂ろうと思ったら、今のほうれん草を4倍以上食べなければならない。
しかし、そんなにほうれん草を大量に食べるわけにはいきません。
「それでも!野菜を食べていれば間違いない!」
と言えるでしょうか・・・?
イノシシは山の食べ物がなくなって、ヒトの育てた農作物を狙う策に出ましたね。
でも、ヒトは他の動物に比べて肉体的には弱者です。力技では勝てません。
その代わり、どの動物よりも優秀な頭脳があります。
その頭脳で編み出された栄養の代替品こそが「サプリ」だと考えています。
いかにも優秀な頭脳をもつヒトらしい、栄養摂取方法のアップデートだと思いませんか?
ただし、ロクでもないサプリが横行しているのも現実です。
ここで我々一般人は、もう少し知識をつけなければサプリを味方につけられません。
みんなで賢くなりましょうね。そして鮮やかに転換できる柔軟な心を持ちたいものです。