足裏って尊いですよね、ぼくらのカラダで唯一地面と接しているのは足裏ですものね。
先日、アマゾンで「rooms」という3,000円くらいのスリッパを買いました。

今、これを読んでいる人は反射的に「高っ!」と感じたはずです。
しかし、よくよく考えてみれば、屋外で履く靴は1〜2万するものを平然と履いているのに、なぜ室内だけは100均とかのスリッパで済ませてしまうのでしょうか。
それはきっと、室内において足の思いやりが足りないように思います。
こんな時代に突入して、室内で過ごす時間が増えた今だからこそ、室内の足をもっといたわっていいのではないかと。
roomsのスリッパ、履いてみたら格段に室内での幸福度が高まりました。
床下暖房なんて必要ないや。このスリッパとクリッパンのブランケットさえあれば、どうやら冬はラクに乗り越えられそうです。
飲み会1回断って、そのぶん浮いたお金でrooms買ってみてください。
室内をムダに歩き回りたくなります。
足裏テニスボール
それから、テニスボールです。
ぼくらは当たり前のように平坦なコンクリート上で日常生活を送っていますが、人類の歴史の99.9%以上はデコボコした道を歩いていたはずです。
なぜ神様は足裏に全身のツボをつくったのか想像してみると、やっぱり足裏にツボを配置しておけば、勝手にデコボコした地面で各ツボを適度に刺激するだろうと思ったんじゃないですかね、知らないけど・・・笑
でもね、たぶん平坦なコンクリートって、ぜんぜん刺激できていないんですよね、足裏のツボを。
だから、足裏マッサージとか、デコボコスリッパみたいなもので、人工的に足裏のツボを刺激しなきゃいけなくなったんだと思います。
しかし、足裏マッサージはお金がかかるし、デコボコスリッパは正直効いている感じがしない。
そこでテニスボールです。
歯を磨いている間の2,3分だけ、両足裏でテニスボールに乗り、歯を磨いていないほうの手は、ちゃんと柱につかまって。
そうして、グリグリと足裏全体を刺激してみてください。かなり痛いはずです。
歯磨きが終わって、テニスボールから降り、再び屋内を歩いてみるとアラ不思議。
すごくすごく足裏が地面をつかまえている感覚があります。
(=いつも足裏で地面をつかまえていない証拠)
いつも足裏で地面をつかまえていないということは、そのぶんの負担が膝や腰や肩にきているんですよね。
奇しくも平坦コンクリートの時代に生まれてしまったぼくらは、こうやって意図的に足裏をいじめていく必要があるんだなぁ。と思った秋の午後でした。